ゼットコードログ

コード的な何かを書いていきます。

Yiiの情報はどこで調べるか

Yii の仕様とか、使い方とかまとまっているものを期待してWebを検索しても、公式サイト以外ほとんどないですね。特に日本語はほとんどない。これといった書籍も出てないですね。

で、Yiiをローカルに落として、フォルダ直下を見るとdocsフォルダなるものが!! ブラウザから以下へアクセスしてみましょう。

 http://サーバー名/Yiiをインストールしたところ/docs/

おお、Definitive Guide がぁ!!! 上の部分に「Japanese」というのがあってこれをクリックすると日本語で表示されます。これはよいよい。

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ざっと読んでみましたが、丁寧に書かれてあってとても分かりやすいです。 特に「初めてのYiiアプリケーションの作成」のページ中段にあるフォルダ構造などは最初に見ておくと、後の理解が早まる気がします。まずはdefinitive guideに目を通しておくのがいいようです。

あとはyiicを実行してできてくる雛形コードにも結構な量のコメントが所々に書かれています。これも何気に参考になります。コメント助かるなぁ。

Yiiフレームワークを使ってみよう

野暮用で、色々とPHP用のフレームワークを探しまわっているz.ohnamiです。仕事がきっかけで知ったのですがYiiというフレームワークがあるようなのでしばらく評価してみようかなと思っています。

Yiiで "イー" と読むらしい。そうなるとどうしてもショッカーだよな。世代がばれる。イー!!

Yii

最初のHelloWorld的なものをつくろう

githubから最新版を入手しよう。ログを見ると、更新が定期的に続いているようです。

$ git clone https://github.com/yiisoft/yii.git

自分の環境がYiiを動かす条件を満たしているかを確認。ブラウザに次のアドレスを打ち込んでみる。自分はVagrantで仮想マシン作って、そこでPHPApache諸々を動かしています。

 http://ホスト名やIPアドレス/git cloneしたYiiの場所/requirements/index.php
 自分は http://192.168.24.24/vagrant/php/yii/requirements/index.php

自分の環境はどうやら及第点のようです。DBとかmemcacheとか使いたい場合は注意してねと言われました。これは便利や。助かるのう。

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次はアプリケーションの雛形を作りましょう。

$ cd /vagrant/yii/framework
$ ./yiic webapp ../../testyii

それでもってブラウザから次のアドレスを入力。

 http://ホスト名やIPアドレス/テストアプリの場所
 自分は http://192.168.24.24/vagrant/php/testyii

出た!!

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雛形で出たアプリケーションは懇切丁寧にフォームや静的ファイルの置き場所などを書いていてくれています。なかなか好印象。

イーという名前がなんとなく取っ付きにくい印象を持っていただけに、よい意味で予想外でした。